3月1日(土)
横浜歩け歩け運動連合会
〇青空と緑の自然とふれあいウォーク 06-⑫ 西区 8キロ (昼食不要)
関内は、幕末の頃は川と海に囲まれたまさに長崎の出島さながらの場所でした。今回は、往時を偲びその外周を歩いてみましょう。
集 合:午前9時00分 そごう2階鐘の広場 (横浜駅東口)
解 散:午後0時00分頃 謎の橋(赤橋)前広場 (JR石川町駅2分)
責 任 者:横浜歩け歩け運動連合会 大菊(090-5309-1486)
[コ ー ス](地図)
~ 二代目横浜駅 ~ 野毛の切通し ~ 福富町西公園 ~ 吉田橋関門跡 ~ 馬車道通り ~ 横浜開港資料館 ~ 山下公園 ~ 謎の橋(赤橋)前広場 ~
[レポート]
天気予報では今日は4月下旬の暑さになるとか?
寒すぎても暑すぎてもウォークには辛い!が今日は絶好なウォーク日和になりそうです。
スタッフ張り切って受付開始です。出発式を終えて会員123名、スタッフ8名二代目横浜駅へと元気に出発です。
二代目横浜駅はわずか8年の短命の「幻の駅」との説明を聞きながら案内板を熱心に見入っていました。
トイレ休憩を終えて、なだらかな上り坂(横浜道)を経由して野毛の切通しへと向かいます。
列詰めをし、それぞれに衣服調整、水分補給をして「野毛の切通し」の案内板を確認しながら当時に思いを馳せる事が出来たのではないでしょうか。
次の休憩地福富町西公園に出発です。到着、トイレ休憩を終え吉田橋関門跡へと向かいます。
吉田橋関門からがいわゆる「出島」となります。この吉田橋の関門を境に馬車道側を関内、伊勢佐木町側を関外と呼び、横浜港が栄える歴史の中で大切な役割を果たしていたとのことです。
吉田橋関門跡の石碑と案内板を見学し、横浜開港資料館へ歩を進めます。
館内では展示物を熱心に見学して、出島は長崎だけではなく横浜にも出島があったことを再認識することができたのではないでしょうか。
また、中庭には日米和親条約の締結を見届けた横浜の歴史の生き証人、タブノキ通称「たまくすの木」が枝を広げています。これまで2度の大火に遭いましたが、大木に成長し、今は横浜市指定有形文化財にもなっておりとても見ごたえがありました。
資料館見学後、同館の前にある開港広場公園(日米和親条約締結の地)に集合し、山下公園内の花々を愛でながら山下公園駐車場に到着、トイレ休憩です。さぁ解散地に向けて出発です。
高速道路脇にある、ヘボン式ローマ字で知られているヘボン博士邸跡記念碑を見学して、中村川沿いを通過し西の橋を渡り解散地謎の橋(赤橋)広場前に到着です。
地元の人もほとんどが知らない謎多き橋の案内板を熟読し、皆さん納得した様子。落ち着いたところで2025年4月からの新体制と次回案内をして解散となりました。
横浜歩け歩け運動連合会は4月からNPO法人神奈川県歩け歩け協会に統合されます。
1993(平成5)年2月7日(日)に第一回例会が開催されて以来、32年2か月と長きにわたり皆様と共に歩んだ日々が懐かしく思い出されます。本当にありがとうございました。
2025年度も盛りだくさんのウォークが計画されていますので、皆様の参加を心からお待ちしております。
文・野室 / 写真・星野