2月3日(日)
主催:横浜歩け歩け運動連合会
〇青空と緑の自然ふれあいウォーク 30-⑮ 中区 10キロ
70種、310本の梅林があり、市内の公園で一番の本数を誇る、梅林は果たして…!
集合時間:午前9時00分
集合場所:横浜公園 水の広場(JR 根岸線・市営地下鉄・関内駅5分)
解 散:午後0時00分 山手駅(JR 根岸線)
[コース] 横浜公園 水の広場 ⇒ 打越の湧水 ⇒ 南京墓地 ⇒ 芝生広場 ⇒ 根岸森林公園 ⇒ 根岸競馬記念公苑 ⇒ 根岸の外国人墓地 ⇒ 山手駅
[みどころ]
今日は、2月如月の節分の日。
節分は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を言う。
朝から風もなく、ピーカンの好天気に恵まれ、横浜公園 水の広場では、大勢の参加者で賑わっていた。
今日の例会は、朝日新聞に紹介されたり、横歩連のホームページを見て参加された方達も多かった。
園内の横浜スタジアムでは、東京オリンピック競技大会の、野球・ソフトボールの主会場として、相応しい場となるよう、急ピッチで観覧席の増設改修工事が行われていた。
お決まりの儀式を終え、目的地に「レッツゴー」。
横歩連お馴染みのフランチャイズ・ガーデン、「根岸森林公園」の梅林の開花が気になるところ。
途中の「打越の霊泉」は、昔の面影がなく、マンション建設と共に、近代化?されていた。
(関東大震災や横浜大空襲の際には、この湧水により多くの人々が救われたという。)
この先の「自殺の名所」で有名な「打越橋」の赤い陸橋の下を通る。
(かなり高いので、飛び込み自殺のメッカになっており、現在は高いフェンスで囲まれている。)
横浜の4ヶ所ある外人墓地の一つ、あまり知られていない中国人墓地で、「南京墓地」(中華義荘)へ。
階段を登りきると、「地蔵王廟」と書かれた廟があり、墓地はこの廟の裏の小高い丘の上にあり、数千人の中国人が眠っている。
レンガ造りの地蔵王廟は、横浜で最も古い近代建築だ。
そこから小高い丘を上ると、横浜競馬場の遺構である、苔むした歴史ある「旧一等馬見所」が見えてくる。
森林公園の前身は、日本初の洋式競馬「横浜競馬場」で、戦前には(現・天皇賞、皐月賞)などの大レースが行われていた。
終戦後、アメリカ軍に接収されたが、その後解除され、「根岸競馬場記念公苑」となり、地元民には戦前からの呼称である「ケイバジョー」として親しまれていたが、今では「森林公園」と呼ばれ市民に開放されている。
芝生広場でお待ちかねのトイレ休憩。
トイレには長蛇の列! 休憩時間が気になるところ!
いよいよ、メーンの園内にある70種、310本の梅林へ。
近づくにつれ、主催者側の顔がかすかに歪んできた。
な、なんと(^^)/!
紅梅が数本、申し訳なさそうにほころんで見えた。
う~ん…、やはり、まだ早かったらしい。
白梅も、チ・ラ・ホ・ラ……。
参加者の顔も、う~ん、仕方ないかナ (^_-)-☆
「梅は百花の魁(さきがけ)」という諺がある。
(年のはじめ、梅があらゆる花の先頭を切って咲き、春を告げることをいう)
今日の参加者は、いち早く春を身近に感じたことで、ご勘弁を!☺
お隣の「根岸競馬記念公苑」併設されたポニーセンターでは、サラブレッドやポニーのほか、放牧や乗馬の様子を見学できる日もある。
馬場で女性トレーナーが、ポニーと戯れていた!
厩舎では、数人の調教師(?)が忙しそうに馬の世話をしていた。
解散式場所の「根岸外人墓地」は、山手の横浜外国人墓地が、手狭になったため設けられた横浜市営墓地。
観光スポットにもなっている山手に比べ、市民の間でも知名度は低い。
第二次世界大戦後、米軍に接収され、アメリカ軍兵士と日本人女性との間にできたものの、遺棄された嬰児が多く埋葬されている。
この墓地で解散式を行う。
※ 解散後、山手駅に向かう足取りも軽く…!
※スライド写真(スマホを横にしてご覧ください)次 前で画面が変わります。
今日はウォーク日和に恵まれた良い一日でした。
皆さん、お疲れさまでした。
文・写真 / 和田