神社の参拝作法 ⑫
カナちゃん、神社の参拝作法詳しかったね。教えて頂けますか?
👧ザックリですが、最初に鳥居をくぐる時には、一度止まってから軽い会釈をしてから入り、その後、参道に入る時、参道の真ん中は〈正中〉と呼ばれ、神様の通り道とされるので、なるべく真ん中を避けて歩くといいそうです。
なので右側を歩く時は右足から入り、左側を歩く時は左足から入るといいと思います。
どうしてですか?
👧逆足運びだと神様に足を向けることになるからです。
その後参道を通り拝礼の前には、手水で手と口を清めます。
水は古くからけがれを落とすと考えられていて、神様にお参りする人は身のけがれを落とします。
それから拝礼までの手順は鈴を一回鳴らし、二礼二拍手一礼です。鈴は魔よけ、清めという意味があるそうですよ。
ありがとう。カナちゃん、ある僧侶がお守りについてお話をされてたんだけど、お守りは御本尊様(仏様)の分身だと思って、御本尊様を一年間お預かりする。
要するに自分自身が、御本尊を守らなくてはいけないそうです。
お守りを大切にすることで、自分自身も大切にする。
何か危険なことが起こっても、お守りがあるから大丈夫だと考えるのではなく、何も起こらないようにいつも考え、行動して、御本尊を危険な目にあわせないよう守ることが、自分自身を守ることにもつながります。
これがお守りのもつ意味だと聞きました。
神社やお寺に参拝に行くとよく見かける光景ですけど、いろいろな御利益のあるお守りがありますが、ただ持っているだけでなく、僧侶のお話しになった、普段からの心がけが大切なんですね。
👧私もそう考えます。
願いごとをお祈りする前に神様、仏様に感謝の気持ちを伝えることも大切ですね。
カナちゃんのいう通りだね。新たな気持ちで初詣に行こうと思います。
ペンネーム 遊歩人