学ぶということ ⑬
先日、知人のワッキーさんとあった時、姪の百合ちゃんを紹介されて、3人で会話をしたんだ。
百合ちゃんは4月から介護職として勤務していて、彼は百合ちゃんに仕事に対する、心構えについてこう話をしました。
まだ仕事をして日が浅いから、わからないことや、戸惑いがあると思うけど、貴女を支えて頂いている施設の職員さん、入所されてる皆さんから学ばせて頂くことだねって。
👧それは具体的には何を学ぶって話したの?
ワッキーさんは、主に職員さんからは最も大切な安全管理の基本。怪我したら大変だからね。入所者からは、一人一人の生活感を把握して、生活の質を高めること。
👧大雑把な感じがするけど。
そのあとこのような話をしました。
問題意識を持って貰いたいからなんだ。
1日の勤務を言われたことだけをするのは、作業に近い感じがするけど、何でだろう……?疑問に感じたら職員、入所者に伺ってみて一つ一つを検証して改善する。
それが仕事じゃないかな。その積み重ねが百合ちゃんのかけがえのない財産になるからねって。彼は仕事に対する自立心を教えたかったと思う。作業だけだと視野が狭くなるからね。
👧仕事に限らず日常での出来事にも言えることですね。
カナちゃん“小水石を穿つ”という言葉知っていますか?
👧一滴一滴の水でも長い間流れ続けばやがては石に穴が開く。
努力は必ず報われるの喩えですね。確かに目上の方達が多いと思うので、豊富な人生経験や知識を心に留めておけば財産になるわね。あとは自分で応用すればいいしね。
たとえ小さなことでも、問題意識をもって、検証と改善を一つ一つ積み重ねていけば、やがては信頼関係と言う形で、報われると言うことですかね。
私もそう考えています。カナちゃん、彼はこんな話もしてましたよ。人は哀しくなったり、怒ったり、笑顔で喜んだり、また、楽しんだりします。
心の居場所は喜怒哀楽だと。喜怒哀楽があるから人生味わい深いものになるって。いろいろなことが起きるのも人生。心の居場所は貴女の心の持ち方、おきかたで変えることが出来るんじゃないかって。
ペンネーム 遊歩人