平成28年9月19日(月・祭)
主催:NPО法人 神奈川県歩け歩け協会
主管:横浜歩け歩け運動連合会

◎神奈川の鉄道シリーズ [東京急行㉜] 高津区
「稲毛領と川崎領の果物と花の路」 10㌔
梨・柿・ぶどう等で有名な果物栽培が盛んな土地を果実と花を捜して散策

集 合:午前9時00分 溝の口駅階上広場
(東急田園都市線、溝の口・JR南武線、溝の口駅)
コース:~クノール入口~多摩川緑地~久地円筒分水~川崎緑化センター~宿河原駅
解 散:午後0時30分頃 宿河原駅(JR南武線)(昼食不要)
参加費:会員200円 他協会員300円(会員証提示願います)
一般500円(当日受付 誰でも参加できます)
問合せ先:090-5309-1486(神奈川県歩け 大菊)

 集合場所の溝の口駅は、東急田園都市線と南武線が隣接して都市化が進んでいる。
 お馴染みの「二ヶ領用水」とは1590年に多摩川が大洪水になり、14年かけて流路を変えたことから、新たに農業用水を引き、水田を開発するために作られたもので、二ヶ領用水を守ろうと、市民が立ち上がり、散策路には四季折々の草花が咲き、又、梨・柿・ぶどう狩り等のメッカでもある。

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「二ヶ領用水」散策路に咲いている四季折々の草花

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梨・柿・ぶどう狩りができる果樹園もある

 二ヶ領用水と並行した「二子坂戸緑道」を通り、第三京浜道路をくぐり、多摩川緑地に突き当たると、せせらぎと親子広場でホッと一息。ここから約2キロの河川敷ををひたすら歩くことに。
 その後「二ヶ領用水」の要である昭和16年に作られた「久地円筒分水」へ。
 「久地分量桶」は、川崎堀、根方堀、六ヶ村堀、久地・二子堀に水を分ける水量をめぐる争いが絶えず、より正確な分水が望まれていた。
 円筒の切り口の角度で分水量を一定に調節する仕組みは、国の登録有形文化財になっている。

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国の登録有形文化財の「久地円筒分水」

 二ヵ領用水を散策し、久地駅を通過、最後の解散場所の川崎市緑化センター広場で解散式を行い、宿河原駅で流れ解散となる。
 是非、歴史ある二ヶ領用水を散策してみては如何でしょう。

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「二ヶ領用水」の静かな佇まい

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下見のスタッフ(大菊・小林・和田)

文・写真:和田