9月15日(金)
NPO法人神奈川県歩け歩け協会
主管:横浜歩け歩け運動連合会
日吉台から北加瀬までの古墳群を巡り、原始・古代を探ります。
集 合:午前9時30分 慶応義塾大学協生館前 日吉駅(東急東横、新横浜線・市営地下鉄 3分)
解 散:午後0時30分頃 北加瀬公園 新川崎駅(JR横須賀線・湘南新宿ライン)
参 加 費:会員200円 他協会員300円(会員証提示)一般500円(当日受付 どなたでも可)
問合せ先:090-5309-1486 (横浜歩け連合 大菊)
[コ ー ス]
〜 日吉台 ~ 加瀬ふれあいの広場 ~ 越路交差点 ~ 北加瀬熊野台公園 ~ 夢見ヶ崎動物公園 ~ 加瀬台古墳群 ~ 北加瀬公園 ~ 新川崎駅
[見どころ]
協生館広場を出発して、慶応義塾大学のグランド横を進んで日吉台方面に行くと、左側に弥生・古墳時代の集落遺跡である日吉台弥生式住居跡があります。
コンクリート構造物で塗り固められていますが、それは戦時中の日吉台地下壕の通気口(耐弾式竪坑)跡です。
手前の丸い窪みが弥生時代の竪穴住居跡です。
大昔の住居に想いを馳せながら見学をして、加瀬ふれあいの広場(災害時の一時避難場所として整備されたグランド・タイトル画像参照)で休憩し、北加瀬熊野台公園へと出発です。
北加瀬熊野台公園は、昭和後期につくられた第二次ベビーブームのための公園です。
さぁ、どんな感じの公園か興味津々です。
少し歩いて、加瀬山山頂付近にある夢見ヶ崎動物公園に到着です。
この公園は比較的小型の動物が主で約60種類、レッサーパンダ・ペンギン・フラミンゴなど可愛らしい動物たちが迎えてくれます。
ゆっくり見物して童心に帰って癒されてみませんか。
でも、この暑さが続くと動物たちがちょっと心配です。
夢見ヶ崎の地名は、太田道灌がここに築城を考えたが、ある夜、自分の兜を鳶に持ち去られるという縁起の悪い夢を見て、築城を断念したとの伝説によるとのことです。
少し歩き動物公園周辺の加瀬台古墳群を見学します。
加瀬台古墳群にある白山古墳は、南関東最大級の前方後円墳があったところで、1937年(昭和12年)に発掘され、三角縁神獣鏡や勾玉、刀剣などが出土しています。
三角縁神獣鏡は青銅製の鏡で、初期のヤマト政権から分け与えられたと考えられており、中央政権との繋がりを示しているとのことです。
川崎唯一の国宝である秋草文壺(あきくさもんつぼ)も出土しております。
標高30mほどの台地の上には、現在7基の古墳や古墳と考えられる塚が残されており、第3号墳は7世紀後半に作られた横穴式石室墓です。
最後に加瀬台の古墳の広場にある、とても素敵な木のトンネルをくぐって、解散式を行う北加瀬公園に向かいます。
それでは、皆さんの参加をお待ちしております。
文・野室 / 写真・臼井