10月9日(月・祝)  

主催:NPO法人 神奈川県歩け歩け協会
主管:横浜歩け歩け運動連合会

◎神奈川の鉄道シリーズ(東京急行)10㌔ 青葉区 (昼食不要)

鶴見川上流の市ヶ尾周辺で栄えた、古代社会と大山詣、富士登山が盛んになった街道を歩く。

集 合:午前9時00分 青葉台公園(東急田園都市線、青葉台駅5分)
コース: 〜市ヶ尾横穴古墳群〜小黒公園〜荏田宿〜釈迦道〜新石川公園〜たまプラーザ駅
解 散:午後0時15分頃 たまプラーザ駅(東京急行田園都市線)
参加費:会員200円 他協会会員300円(会員証提示願います)
    一般500円(当日受付 誰でも参加できます)
問合せ先:090-5309-1486(神奈川県歩け 大菊)

 今回は、まず最初に、鶴見川流域に栄えた古代社会、それも市ヶ尾を中心として、代表的な三ヶ所 [市ヶ尾横穴古墳群・稲荷前古墳群(祥泉院・祥泉院遺跡)] の一つ、市ヶ尾小学校横の市ヶ尾公園内、市ヶ尾横穴古墳群を訪ねます。
 全体で二十数基の横穴が現在は、十六基程を見学することが出来ます。1万年前の縄文時代の初めから、人々が生活を営んでいた土地を歩きます。

市ヶ尾横穴古墳群

 小学校脇の階段を上り、当日どんな綺麗な花が咲いているか、楽しみに小黒公園を通り荏田宿へ。
 荏田は鎌倉時代、源義経の武将として、勇名を馳せた「江田源蔵広基」が、ここに城を築き、一族が住みついたのが始まりである。その城址跡は青葉区荏田(小黒谷)の小高い丘にある。

 江戸時代中期以降、町人たちの信仰とレジャーを兼ねた、大山詣や富士登山が盛んになると、この大山街道は、そのメインルートとして賑わった。
 荏田の交差点で、旧大山街道荏田宿の宿場地図を見物し、街道から分かれて釈迦道を進む。(残念ながら宿場は、昔の面影は殆ど残っていない)。

 あざみ野で休憩して新石川公園にて解散式を行う。
 帰り道は國學院大學たまプラーザキャンパス脇の、草木の名前の和歌を楽しみながら学び歩いて、ゴールのたまプラーザ駅まで歩く。

新石川公園にて解散式

 丘陵地帯に栄えた、古代文化と武士の時代の町人たちのロマンの旅である。
  ご一緒に旅しませんか!

 文:大菊