平成28年12月4日(日)
主催:横浜歩け歩け運動連合会

〇横浜歴史探訪・今昔 28-⑬ 金沢区 10㌔(昼食不要)
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金沢文庫から金沢八景の歴史の道を散策

集  合:午前9時00分 金沢文庫ふれあいの家広場(京急、金沢文庫駅5分)
コ ー ス:~ふれあい広場~金沢文庫~称名寺~野島公園~夕照橋~瀬戸神社~金沢八景駅
解  散:午後0時15分頃 金沢八景駅(京浜・金沢シーサイドライン)
参 加 費:会員200円 他協会員300円(会員証提示願います)
     一般500円(当日受付 誰でも参加できます)
問合せ先:090-5309-1486 (横歩連 大菊)

 今年も早いもので、横歩連の年納めウォーク、下見をしてきました。お馴染みの県立金沢文庫前のトンネルを抜け、鎌倉北条氏の菩提寺「称名寺」の庭園を一周。美しい景色を見ながら、歴史を紐解いて見るのもいいですね。
 余談ですが、“平橋”は鎌倉八幡宮の段鬘の、遠近法が用いられており、橋の袂から称名寺を見ると橋幅が狭く見えるので、次回訪れたら是非、実感してみてください。

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浄土庭園「称名寺」

 静かな参道を抜け、赤門を後にして、金沢歴史の道(赤門通り)へ、洲崎神社を経て野島公園へ。
 途中、明治創業の趣のある日本家屋の「鰻松」があり、かつて伊藤博文公が訪れたという老舗で、今でも有名人が訪れるとのこと。

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伊藤博文公が訪れた 明治創業の「鰻松」

 野島橋の上から、「釣りバカ日誌」のロケに使われた、「太田屋」が見える。

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「釣りバカ日誌」のロケに使われた「太田屋」

 野島公園に入り、茅葺屋根の旧伊藤博文別邸から、金沢八景のひとつ、歌川広重が描いた絶景「乙舳帰帆」(おっとものきはん)の海を眺めるのも乙なものですね。

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伊藤博文公別邸

 野島山展望台からは、かながわの景勝50選に選ばれた「野島夕映え」や、360度のパノラマの絶景が、12月の例会で、好天に恵まれ一望できることを祈っています。

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360度のパノラマが見える「野島山展望台」

 夕照橋のたもと、ビッグな“スリーピング・ラグーン”(午後、まどろみの干潟)の「平潟湾」船着場は静かでしたが、釣舟の帰船時は賑やかになることでしょう。この時期は、アジ、カサゴ、キス、イシモチ等が釣れるそうです!!

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午後から出発を待つ太公望。家で奥さんが待ってますよ?

 金沢八景駅近くの琵琶島神社で解散式を行いますが、真向いの瀬戸神社で来年の祈願をするのもいいですね。

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瀬戸神社へ寄って、来年の願掛けをしてみたら如何ですか!

 今回で本年は最後の例会となります。皆さまのご参加をお待ちしております。

補足:歌川広重によって描かれた「武州金沢八景」八連作が、金沢八景を世に広めました。
「洲崎晴嵐(すざきのせいらん)
「瀬戸秋月(せとのしゅうげつ)
「小泉夜雨(こずみのやう)
「乙舳帰帆(おつとものきはん)
「称名晩鐘(しょうみょうのばんしょう)
「平潟落雁(ひらがたのらくがん)
「野島夕照(のじまのせきしょう)
「内川暮雪(うちかわのぼせつ)
 の上の二文字は金沢の土地から、下の二文字は瀟相八景(しょうしょうはっけい)から取られています。 

 文・写真:和田