8月4日(金)
NPO法人神奈川県歩け歩け協会
主管:横浜歩け歩け運動連合会
神奈川宿を訪ねて往時を偲ぶ。「神奈川」という名はどこから?
(昼食不要)
集 合:午前9時30分 そごう2F 鐘の広場(横浜駅東口5分)
解 散:午後0時30分 東神奈川駅(JR京浜東北線/京浜急行線)
参 加 費:会員200円 他協会員300円(会員証提示)一般500円(当日受付 どなたでも可)
問合せ先:090-5309-1486 (横浜歩け連合 大菊)
[コ ー ス]
〜 沢渡中央公園 ~ 神奈川台関門跡 ~ 高島山トンネル ~ 東横フラワー緑道 ~ 反町公園 〜 慶運寺 ~ 熊野神社 ~ 上無川跡(神奈川小学校)~
[見どころ]
日本橋から3番目の東海道の宿場町「神奈川宿」です。浦島伝説にちなんでポール上部に亀甲模様がある車止めや、路面には神奈川宿のシンボルマークである、青海波をデザインしたタイルが敷かれているのを見ることができます。
1 神奈川台関門跡
横浜港開港後に外国人の殺傷事件が多発したことから、幕府が神奈川宿の西側に設置した関門です。
2 景勝地「神奈川の台」
「神奈川の台」と呼ばれていたこの辺りは、神奈川湊を見下ろす波打ち際の景勝地です。
坂本龍馬の妻・おりょうが勝海舟の紹介で働いていた「田中屋」の前身「さくらや」が、安藤広重の東海道五十三次にも描かれています。
3 慶運寺・うらしま寺
開港当時フランス領事館が置かれた慶運寺です。
浦島伝説が伝わるお寺で境内には亀形の手水やトピアリー(低木を刈り込んで作った造形物)もあります。
観音堂では浦島観世音像・太郎像・乙姫像を見ることもできます。
外国人宣教師宿舎として使われた成仏寺や、神奈川地区センター前の高札場を通り、神奈川熊野神社へ歩みを進めます。
4 熊野神社
熊野権現を分祀して、神奈川郷に創建された神社です。
鳥居の両脇には、安政の大地震・関東大震災・横浜大空襲に傷つきながらも修復された、石造りの大きな狛犬が鎮座しています。
境内には、慶応年間の神奈川宿の大火や横浜大空襲で丸焼けになったものの、不死鳥のごとく生き返った御神木の大公孫樹(オオイチョウ)があります。
「火伏の大公孫樹」とも呼ばれています。
この御神木を見ると、皆さん勇気が湧いてくるそうです。
5 上無川跡(神奈川小学校)
かつては神奈川宿の中を流れていた水量が少ない小さな溝で、水源がはっきりしないので「上無川(かみなしがわ)」と呼ばれた川がありました。
「かみなしがわ」が訛って、「かながわ」になったとも言われています。(他にも諸説あり)
現在は埋め立てられてしまって、神奈川小学校東側跡地に案内板が立っています。
皆様の参加をお待ちしております。
文・ 臼井/写真・臼井・吉原