3月4日(日)      

主催:横浜歩け歩け運動連合会

〇青空と緑と自然ふれあいウォーク 29-⑯  品川区  10キロ

 春~弥生 旧東海道に思いを馳せて!

集  合:午前9時00分 品川駅港南口広場(JR 京浜東北線・京急品川駅2分)
コ ー ス:品川駅~荏原神社~品川神社~東海寺~品川寺~品川区民センター~浜川砲台~鈴ヶ森刑場跡~大森海岸駅
解   散:午後0時30分 大森海岸駅(京浜急行線)

 春~弥生3月。

 厳しかった冬も、ようやく過ぎ、東北や北陸の豪雪災害も峠を越したようです。

 今回の横歩連の例会ウォークは、東京遠征敢行です。

 大河ドラマ「西郷どん」がスタートしました。

 今年は、何かと明治維新150周年企画が、流行ると思いますが…、

 その先陣を切って、旧東海道品川宿を探訪することをメーンに歩きました。 

 品川駅東口の変貌ぶりには、来る度ごとに目を見張らせられます。

 リニア新幹線の始発駅の工事の進捗は、ニュースでしか知りえませんが、再開発ビル群には圧倒させられます。

品川駅東口の変貌を遂げる表玄関

 超近代的な街に生まれ変わったこの町は、江戸時代以降には、旧東海道一番目の宿場町として栄えてきました。

品川宿の碑(日本橋より2里・川崎宿まで2.5里と記してある)

 歴史的には、源氏の源義朝の東北征伐時にまで、遡ることができる〔品川神社の由緒〕ようです。

 北品川――南品川――青物横丁、細い昔の儘?のような道筋。

 昔には、参勤交代の行列も通ったはずです。

旧東海道の風情を見ながら歩く

旧東海道には老舗の店舗が軒を連ねています

 穏やかな天候に見守られた絶好の日和に、感謝のウォークです。

(暑いなー!)は贅沢というものです。

 この陽気に荏原神社品川神社紅梅、白梅も丁度、満開で迎えてくれました。

荏原神社

 唯一の坂――急な石段を、上った先の爽やかな小汗が、気持ちよく感じられましたね。

 東海寺(家光が沢庵和尚を招請し建立した。―― 細川家の墓地も併設)また天竜寺と続きます。

 ここら辺は、宿場町の名残り?か、お寺が続きます。 

固く閉ざされて見学できなかった東海寺

 幕府から保護されていたのか?  

 京急の線路に並行して鮫洲まで。

 途中、これぞ、しながわーー品川寺(ほんせんじ)に立ち寄り。

 銅像の地蔵菩薩(江戸六地蔵の一つ)が聳え中には、数奇な運命を持つ梵鐘があります。

品川寺

 旧道を外れ運河沿いへ。 

皆さんの想い出の動画をご覧ください。

 ▶をタップしたら、もタップ、スマホを横にして、見終わったらをタップしてください。

 目に飛び込んだのは 黄色も鮮やかな土手一面、満開の(菜の花)。

満開の菜の花

 春はいいですね!! 紅・黄・白と草木が、色とりどりに飾っています。

 運河を睨んで浜川砲台が。土佐藩――竜馬―が設置したが、今更かな? 

 外国船に届くのかな??

浜川砲台

 旧道に戻ると(泪橋)を渡ります。

 鈴ヶ森刑場に向かう罪人との(別れの涙)別れの場所でした。

 品川区民公園につきました。

 広い公園ですが、梅の咲く周囲は工事塀で囲われてました。

 遠くからでしたが、満開の梅の花が遠望できました。満足しましょう。

 解散は鈴ヶ森刑場跡です。

ひっそり佇む鈴ヶ森刑場跡

 丸橋忠也から八百屋お七等々、芝居もの等でも馴染の処刑人達の恨みの場所?

 高速からはよく見えなかった処でしたが、立ち寄ってみると、何やら霊気のようなものが感じられますね。

解散式(皆さんお疲れさまでした)

 今日は天気には全く恵まれた ウォークでした。

 東京(お江戸)もたまには、楽しいもんでした。

 これからは、季節も味方のウォーキングを楽しみましょう。

 文:貝藤 / 写真:和田