平成29年2月5日(日)
主催:横浜歩け歩け運動連合会
〇よこはま歴史探訪・今昔 28-⑮ 13㌔
集 合:午前9時00分
場 所:横浜公園
コース:~横浜公園~ジェラールの水屋敷~港の見える丘公園~本牧十二天~横浜シンボルタワー~パビリオンバルタール(フランス山下)~元町・中華街駅(MM線)
朝から雨が降りそうな天候の中、横浜公園水の広場には、大勢の参加者で熱気を帯びていた。
今日の見どころは、ジェラールの水屋敷、本牧十二天緑地、横浜港シンボルタワーで、横歩連の隠し玉例会の一つ。
水の広場には皆さんご存知でしょうが、意外と目に付かない、可愛い水の妖精像があるので写真を撮りました。
出発式の準備体操は、お馴染みの、かまくら歴史の高野さん。今回は、模範となる実技の一部を動画で撮らせてもらいました。
※ ▶をタップして、スマホを横にしてご覧下さい。
さぁー出発。賑やかな中華街、元町商店街を抜け、元町公園中央の低地部分に、隠れスポット「ジェラールの水屋敷」に向かう。
「ジェラールの水屋敷」は、明治の初めにフランス人実業家、ジェラールが船舶給水業を営んだ場所で、湧き水を簡易水道で引き、外国船に飲料水として売ったり、又、西洋瓦の製造も行っていて、これらの施設を人々は「ジェラールの水屋敷」と呼んでいた。今でもその名残があり、あまり知られていない場所だ。
港の見える丘公園で小休止後、ワシン坂を下り、北消防出張所隣りの広場に本牧十二天緑地が見えてきた。
このあたりは昔浜辺で、丘のすぐ下まで波が打ち寄せ、村の鎮守・十二天社(のちの本牧神社)があり、戦後、米軍に接収されていた場所で、パネルにはそんな歴史が描かれている。ここも小さな緑の憩いの隠れスポット。
「マンダリン・ブラフ」かつて本牧の海に突き出た十二天の崖は、黒船のペリー提督の海図によると「マンダリン・ブラフ」と名付けられ、艦隊は十二天の黄色い崖をみて(みかん色の崖)と呼び、当時はるばる海を渡ってきた船はこの崖を航行の目印としていた。 |
横浜シンボルタワーに向かう途中、コンテナ街道と異名を付く程、ウィークデーは大型コンテナ車の往来が激しい場所だ。
シンボルタワー領域内で、皆さんの元気な姿を動画で撮影。お楽しみに!
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シンボルタワーに隣接して本牧海釣り公園がある。太公望の釣り人の人気スポット、この日も家族連れや釣り吉で賑わっていた。
釣り人に声を掛けたら、グループでイシモチ20数匹釣ったと自慢げに話してくれた。大漁、大漁凄いこっちゃ!
海上には毎日、大型外国船も交え航海ラッシュで、一日見ていても飽きないくらいだ。
楽しいランチタイムも予想していた雨が降ってきて、休憩所に避難したり、中にはバスで帰る人もいて、メーンのシンボルタワーで、ゆっくりできなかったのが心残りだ。
楽しい食事・休憩時をパチリ!スライドショーでご覧ください。
※スマホを横にしてご覧ください。
帰りはひたすら小雨の中を、健脚の皆さんと、解散地のフランス山下まで歩き、無事帰路に着くことが出来た。
皆さんお疲れさまでした。次回は晴れることを期待しましょう。
文・写真:和田