管理人が毎年、愛用している「新生活標語」日めくりカレンダーを紹介します。

 

「新生活標語」は、日常生活の中から生まれた言葉を綴ったものです。

失敗の体験や、悦びの体験、人の心に触れた感動、自分の心の小ささを知り、大きな人間に育っていこうと、志したときの静かな決意。

こうして誕生した標語ですので、毎日めくって読んで頂き、一日一日の言葉を味わって下さい。

出典:自然社

私たちは誰もが、日々を平穏無事に幸せに暮らしていきたいと願っています。

しかし自分一人の力だけでは、現在の生活を維持し、幸せになっていくことはできません。

もし仮に、絶海の孤島で一人で生活をすることになれば、自分の命を保つことすらできないかもしれません。

多くの人の働きのお陰によって、日々の豊かな生活が成り立っているのです。

そして、それぞれの働きの結果である報酬の一部を、税金や各種公的保険等に納め、互いに助け合って、社会全体を構成する、一人としての役割を担っています。

現実的には、家族から始まり地方自治体、そして大きくは国という組織の一員として、責任と義務を負っていると言えます。

また、毎日使っている道路を初めとする、社会インフラが整わなければ、仕事はおろか毎日の生活にも支障が出てまいります。

このように見れば、普段は意識はしていなくても、有形無形の国から受ける恩恵は、計りしれないのではないでしょうか。

その国の恩恵とは、結局は国民一人ひとりの他のために、役立つ働きの集合体であると言えます。

もしも国民が怠惰になって、他の人の働きの恩恵を受けるぱかりになったり、国として一つにまとまらず、一人ひとりが勝手なことをし始めたら、国家破産や崩壊の危機に瀕することにもなりかねません。

そうなれば、国民の平穏や幸せは望むべくもありません。

国民一人ひとりが国のため、すなわち他のために働き、結果として国の安泰を維持しなければ、国民の幸せはないということを、心の基軸として、少しでも国の安泰に貢献できる、自分になっていきましよう。