管理人が毎年、愛用している「新生活標語」日めくりカレンダーを紹介します。

 

「新生活標語」は、日常生活の中から生まれた言葉を綴ったものです。

失敗の体験や、悦びの体験、人の心に触れた感動、自分の心の小ささを知り、大きな人間に育っていこうと、志したときの静かな決意。

こうして誕生した標語ですので、毎日めくって読んで頂き、一日一日の言葉を味わって下さい。

出典:自然社

筆者は子供の頃、模型作りが好きで、その姿を見て、父がお小遣いを値上げしてくれて、毎日五円だったのが、十円になりました。

飛び上がるほど嬉しい思いになったことを、今でもはっきりと覚えています。

作りたいものの数も増やせる、部品も良いものが買える、とても幸せな思い出です。

大人になった今、あのような幸せに満ちた思いをすることは、少なくなりましたが、毎日毎日が有難く幸せに思えます。

健康におれることの何と有難いことでしょうか。

良き妻に恵まれて、毎日毎日美味しい食事を出してくれて、それを美味しく感じて食べることができます。

時には甘すぎる、幸すぎると思うことがあっても、美味しいのです。

そして物が見える視力があります。

また手足が動いていて、仕事ができます。

物覚えは悪くなりましたが、それでも何とか仕事は出来ていっています。

それだけではありません。

何かあったら、警察や病院や役所があって、世の中を明るくするように、頑張ってくれています。

そして、電気・ガス・水道は、スイッチを入れ、ボタンを押し、蛇口をひねればいつでも使えます。

こんな便利な世の中で、少しぐらい思い通りにならない事があつても、不満ではありません。

色々な事が起きてきて、人生を楽しませてくれている、という風に受け入れられるのです。

日々の生活の中には、いっぱい幸せと思えることが、溢れています。

私は金持ちではありません。

地位も名誉もありません。

でも、身の回りの恵みを感じることができます。

それこそが幸せだと思うのです。