管理人が毎年、愛用している「新生活標語」日めくりカレンダーを紹介します。
「新生活標語」は、日常生活の中から生まれた言葉を綴ったものです。
失敗の体験や、悦びの体験、人の心に触れた感動、自分の心の小ささを知り、大きな人間に育っていこうと、志したときの静かな決意。
こうして誕生した標語ですので、毎日めくって読んで頂き、一日一日の言葉を味わって下さい。
出典:自然社
社会の中で生きていていく上で、人と良い関係を持つことは、とても大切なことです。
そして、良い関係を築くためには、相手から信用されるということが、是非必要です。
相手から見て、この自分と付き合うことで、大きく迷惑を被ることは無い、互いにプラスとなる関係だ、と信じてくれることから、関係を深めてもらうことができます。
もしも、自分と付き合うことで、何らかの迷惑を受ける恐れがあると相手が感じるなら、避けられてしまうでしょう。
その中で見落としがちなのが、接する相手によって、大きく態度を変えてしまう癖があるとしたら、それも自分の信用を落とす、原因になるのです。
自分の利害や好き嫌いから、大切だと思う相手には殊更丁寧に接して、一方この相手は、大切では無いと考えると、途端に粗末に扱うとしたらどうでしょう。
そのような姿を傍で見ると、なんと身勝手な人かと感じるに違いありません。
そしていつか手の平を返して、態度が変わるかもしれない、 と警戒心を持たれることになるでしょう。
このことは決して他人事ではありません。
自分自身を省みて、自分は全ての人に対して、平等に接していると言い切れるでしょうか。
上から目線で、人を粗末にしていることは全く無いのでしょうか。
立場や状況によって、若干態度が変わるこはあるでしょう。
しかし、人を尊ぶ気持ちがしっかりあれば、うっかりと人を粗末にするなどということはありません。
何気ない言動の中に、自分の心のありようが表れてくるのです。
自分は本当に人を大切に思って、暮らしているのか、厳しく見詰めていきましょう。