管理人が毎年、愛用している「新生活標語」日めくりカレンダーを紹介します。
「新生活標語」は、日常生活の中から生まれた言葉を綴ったものです。
失敗の体験や、悦びの体験、人の心に触れた感動、自分の心の小ささを知り、大きな人間に育っていこうと、志したときの静かな決意。
こうして誕生した標語ですので、毎日めくって読んで頂き、一日一日の言葉を味わって下さい。
出典:自然社
気が付いたことでも、ついつい後でやろうと思ってしまうことがあります。
結局は、後でやるつもりだったのを忘れてしまったり、忙しくなってできなくなってしまうことも、結構あることです。
今でも後でもやる作業は一緒ですから、いつでも良いと言えるかもしれません。
しかし、一日は24時間という限りがあり、人間の一生にも年数に限りがあるのです。
後になればなるほど、取り組みにかける時間や機会が少なくなっていくのは当然です。
僅かな時間の遅れだから、大げさだと思われるかもしれません。
しかし、物事をすぐに取り組む人は、全てのことに取りかかりが早く、後で後でと思う人は、全てのことが後手後手に回ります。
その生き方は、一日、一年と積み重ねると、機会を逃すことによる時間の浪費は、どれほどになるでしょうか。
人間には誰にでも、直感というものが備わっています。
誰にでも経験があると思いますが、それを行う必要がある時には、今やった方が良いのではないかと、気が付くのです。
この直感に従って、些細なことであっても、すぐに行動することが、更に直感を磨いていくことになるのです。
それとは逆に、折角の気付きの機会を打ち消して、また今度でいいのではと、先延ばしにしてしまうと、直感は鈍くなり、怠け癖を増やすことになり、折角の機会を逃すことになるのです。
「思い立ったが吉日」という言葉があります。
思い立った時というのは、モチベーションも高く、第一歩を踏み出すには最も良いのです。
数年前に「いつやるの?今でしょ」という言葉が流行りました。
まさに気付いたその時が、その事を処理する絶好のチヤンスなのです。