管理人が毎年、愛用している「新生活標語」日めくりカレンダーを紹介します。

 

「新生活標語」は、日常生活の中から生まれた言葉を綴ったものです。

失敗の体験や、悦びの体験、人の心に触れた感動、自分の心の小ささを知り、大きな人間に育っていこうと、志したときの静かな決意。

こうして誕生した標語ですので、毎日めくって読んで頂き、一日一日の言葉を味わって下さい。

出典:自然社

晴れ晴れとした明るい心待ちで、生き生きと生きていけたら、どれほど楽しいでしようか。

そんな時、心は何物にも束縛されていません。

心が自由だからこそ、生き生きとしていられるのです。

そういう伸びやかな気持ちでいる時は、仕事も楽しんでできます。

積極的に取り組めて、新しい発想も湧いてきやすいでしよう。

人と会う時も、ゆとりを待って接することができます。

自分も相手も楽しんで、そのひとときを過ごすことができるでしょう。

いつも心にゆとりを待ち、自由度の高い心で生きているとしたら、それはそのまま幸せな生き方だと言えます。

ところが私たちは、この心の自由という大切なものを失うことがあります。

それは何かにとらわれ続けた時です。

人間は何かにとらわれて、しばらくそれと向き合い、次にまた別のことに向き合うというように、その時々に応じて、心の向け所を変えています。

そのようにしながら、一日の中で様々なことをこなしています。

必要に応じて心を切り替えるという、自由があるからです。

しかし、何かにひどくとらわれ、その事から心を離さないでいると、周りの状況が見えなくなります。

仕事にも熱が入らなくなりますし、人に対する気配りもできなくなります。

そして心が暗く重くなります。

本来自由であるはずの心なのですが、自分で自分を縛り付けて、身動きが取れない状態に陥っているのです。

暗い気待ちになった時は、まず自分が何にとらわれているのか、見詰めてみましょう。

そして、今は何をすべきか考えましょう。

自分を見詰めるという作業によって、失った心の自由を取り戻せるのです。